[話題]台北駅と JR大阪駅が姉妹駅に

 2015年12月4日、西日本旅客鉄道(JR西日本)と台湾鉄路管理局は、台湾・台北駅にて、台北駅と大阪駅との姉妹駅協定を締結しました。
 大阪駅が海外の駅と姉妹駅協定を結ぶのは今回が初めて。 締結式では、台北・大阪両駅の駅長が出席し、協定書への署名や制帽の交換などを行われました。

 JR西日本の発表によれば、「台湾鉄路とはこれまで、さまざまな分野で交流を図ってきたが、両者の交流を今後も進めていくうえで、友好の象徴として」姉妹駅協定を締結することになったようです。

 両社共に業務提携や人的交流を図るとともに、日台の友好交流が進むことを期待。
 大阪駅では、近年増えているアジアからの観光客向けのサービスとして、中国語での表示や案内も充実させていく予定。 台北駅のコンコースでは、これまで台湾鉄路管理局と姉妹協定を結んだ鉄道各社や沿線の見どころを紹介した展示スペースが設けられ、台湾の人に日本の鉄道に親しんでもらいたいとしています。

 

 

2015年12月7日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[観光]台北・士林夜市の地下グルメエリアが1カ月間の休業

台北の人気観光地の一つ、士林夜市にある「士林市場」の地下1階のグルメエリア(美食区)が、2015年11月30日から1カ月間休業することになりました。各種設備を全面的に改修するためで、雑貨品などを販売する1階部分は通常通り営業されます。

日本統治時代に開かれ、100年の歴史を持つ士林市場。 施設の老朽化によって一時、臨時市場に移った後、2011年12月から現在の場所で営業されています。

もし台北の屋台のB級グルメを楽しみたい場合は、饒河街夜市や寧夏路夜市もおすすめです(^^)

 

2015年12月1日 | カテゴリー : 観光 | 投稿者 : nikomaru

[航空] タイガーエア、成田線増便。東京-台北は1日3便に。

チャイナエアラインが出資するLCC格安航空会社のタイガーエア台湾では、2016年1月25日より、東京/成田-台北/桃園線を1日2便に増便すると発表しました。

これにより、東京/成田発は夜に2便、台北/桃園発は朝・午後の2便となります。また12月19日から東京/羽田〜台北/桃園線の深夜早朝便も就航が予定されており、全て揃えば、東京-台北線は1日最大3便の運航となります。

■フライトスケジュール

成田-桃園線
 IT203 成田 19:00 /台北(桃園)22:10(新規・1/25より)
 IT201 成田 20:50 /台北(桃園)23:45(既存)
 –
 IT200 台北(桃園)7:00 /成田11:00 (既存)
 IT202 台北(桃園)12:50 /成田16:45(新規・1/25より月・金)
 IT202 台北(桃園)14:00 /成田17:50(新規・1/25より火・水・木・土・日)

羽田-桃園線
 IT217 羽田 05:00/台北(桃園)07:50(12/20より。月・火・木・日)
 –
 IT216 台北(桃園)23:50/羽田 04:00(12/19より。月・水・土・日)

 

2015年12月1日 | カテゴリー : 航空 | 投稿者 : nikomaru

[観光] 台北西門町の「西本願寺」で、日本統治時代の資料を展示

台北・西門町にある「西本願寺」の樹心会館で、2015年11月24日よりキッコーマン醤油を中心にした日本統治時代の秘蔵資料が展示されています。 展示は、12月27日まで。

この西門町の西本願寺も、1923年、日本統治時代に建立された浄土真宗の寺院で、正式名称は「浄土真宗本願寺派台湾別院」です。 火災で焼失した後、長年放置されてきましたが、2006年に台北市が古跡に指定。一部を修復。 本堂はありませんが、鐘と共に、いくつかの建物が公開されています。

西本願寺の住職の日本式家屋を復元した八拾捌茶輪番所は、烏龍茶、東方美人茶などが楽しめる喫茶スペースになっています。

 

2015年11月27日 | カテゴリー : 観光 | 投稿者 : nikomaru

[航空] タイガーエア台湾、12月19日から台北-羽田線運航

 チャイナエアラインが90%出資するLCC格安航空会社のタイガーエア台湾では、2015年12月19日から台北(桃園)-羽田線を、週4便で運航開始します。

 タイガーエア台湾では現在、台北(桃園)-成田、関空、那覇線と、高雄-成田、関空線を運航していますが、今回初の羽田就航となり、6番目の日本路線となります。
 羽田-台北(桃園)では、同じくLCCのピーチ航空に次ぐ、2路線目となります。

タイガーエア台湾(IT)羽田-台北(桃園)スケジュール

IT217便 羽田 05:00/台北(桃園)07:50(12/20より。月・火・木・日)
IT216便 台北(桃園)23:50/羽田 04:00(12/19より。月・水・土・日)

>>その他の「東京-台湾路線のフライドスケジュール」

 

2015年11月12日 | カテゴリー : 航空 | 投稿者 : nikomaru

[航空] チャイナエア、関西-台南線など3路線新規就航。

 チャイナ エアラインでは、2015年10月25日から始まる冬期スケジュールにおいて、関西-台南線、福岡-高雄線、熊本-高雄線の運航を開始しました。

 チャイナエアラインでは、近年、日本各地と高雄を結ぶ便を増やしており、日本と台湾中南部とのアクセスが向上しています。また反対に九州への台湾人観光客の重要増加も見込まれています。

新規開設路線フライトスケジュール 

福岡-高雄
CI197 月・木 福岡 13:40 /高雄 15:45
CI196 月・木 高雄 09:05 /福岡 12:40

熊本-高雄
CI199 火金日 熊本 13:40 /高雄 15:30
CI196 月・木 高雄 09:05 /熊本 12:40

関西-台南
CI193 水・土 関西 12:10 /台南 14:55
CI192 水・土 台南 15:55 /関西 19:35

 

2015年10月27日 | カテゴリー : 航空 | 投稿者 : nikomaru

[航空]冬から来春にかけ、LCCが日本-台湾線に続々と就航予定

 日本の台湾人気、台湾での日本人気が重なって、好調の台湾路線。 すでにバニラエア、ピーチなどの格安航空会社(LCC)が就航していますが、新たにジェットスター、Vエアなどが日本各地と台湾を結ぶ計画とのことです。

 まずジェットスター・ジャパンでは、2015年12月までに台北(桃園)と東京(成田)、名古屋(中部)、大阪(関西)を結ぶ路線の開設を計画。
 東京(成田)-台北(桃園)線は11月27日、大阪(関西)-台北(桃園)線は12月11日、名古屋(中部)-台北(桃園)線が12月12日に就航する予定。もし予定通り実現すれば、名古屋-台北間は初のLCC路線となります。

 一方、台湾のトランスアジア航空系のLCC、Vエア(威航空)でも、来年2016年3月までに台北(桃園)と名古屋(中部)、福岡、大阪(関西)、東京(羽田)を結ぶ新路線の開設を目指しています。
  名古屋-台北線は12月、福岡、大阪線は来年1月、東京線は同3月にそれぞれ運航を開始する予定です。

 

2015年10月19日 | カテゴリー : 航空 | 投稿者 : nikomaru

[観光]台湾観光局、桃園空港-台北市内の空港バス片道乗車券をプレゼント

台湾観光局では、空の玄関口・桃園国際空港と台北市内を結ぶ空港バス「片道無料乗車引換券」のプレゼントキャンペーンを開始。
桃園空港-台北市内を運行している4社(大有、長栄、国光、建明)のいずれかで利用できます(台北・松山空港からはご利用できません)。

日本発の台湾行航空券や送迎の無い台湾旅行をご予約した外国籍の観光客(桃園空港利用)が対象。

詳細、お申込方法は>>「台湾観光協会のWEBサイト」にて。
お申込みの受付はご出発の10日前まで(土・日・祝日・年末年始休暇を除く)。
有効期限は2016年5月31日までの乗車券になっていますが、なくなり次第終了するとのことです。

ご活用ください(^^)

 桃園空港バス片道乗車券

 

2015年10月19日 | カテゴリー : 観光 | 投稿者 : nikomaru

[映画] 統治時代に台湾で生まれた日本人の映画「灣生回家」が、台湾にて公開。

 

 日本統治時代に台湾で生まれ、引き揚げてきた日本人に焦点を当てた台湾のドキュメンタリー映画「灣生回家」が、本日2015年10月16日より台湾にて公開が始まりました。

 「灣生回家」とは、日本統治時代に台湾で生まれた日本人「湾生」が、故郷・台湾に帰るという意味。  初期の台湾への移民たちは、マラリヤとも戦いながら、土地を開拓。そこで子供も生まれ、病院や学校なども作られていきます。しかし、日本の敗戦により、日本に引き揚げ。多大な苦労の中から再び生活を始めていきました。
 しかし、台湾生まれの子供たちにとって、祖国は日本でも、故郷は台湾。すでに高齢となっていますが、ドキュメンタリーの撮影を通し、台湾へ帰るというもの。家族とともに、当時の様子や家族との生活を振り返りながら、懐かしさと同時に、すでに失われいる存在への悲しみも描かれていきます。観た人の感想の中には、「涙なくしては見れなかった」ともつづられています。

 この映画を企画したのは自身も移民4世にあたる台湾の画家で作家の田中実加(陳宣儒)さん。12年前から自分自身のルーツでもある花蓮の吉安郷で取材を開始。この地域は徳島県からの移民が多く、吉野川にちなんで、吉野村と名付けられていました。以後、200名もの「湾生」たちとその家族を取材してきたとのこと。同名の書籍(中文)も出版されています。

  日本では、来年秋頃の公開が検討されているそうです。

 湾生回家

 

2015年10月16日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : nikomaru

[話題] ART TAIPEI 2015 台北国際芸術博覧会と、マコト・フジムラ展

台北はまさに芸術の秋!
10月末に「ART TAIPEI 2015 台北国際芸術博覧会」が開催、世界の芸術家の作品が集まり、美術コレクター、美術館キュレーターたちからも注目を浴びます。
また同時期、台北市内のギャラリーにて、NYから世界に向けて活躍しているマコト・フジムラの個展「香氣-AROMA」も行われます。

Art Taipei 2015まずはアジア最大規模のアート展示会・作品即売会となる「ART TAIPEI 2015 台北国際芸術博覧会」。

台湾内外の画廊が数多く出典。日本の画廊も出展を決めており、この夏に台中の国立台湾美術館でも 特別展が行なわれていた草間彌生をはじめ、日本人アーティストの作品も展示されます。

世界最新の現代芸術の動向をリアルにお楽しみいただけます(^^)

  ART TAIPEI 2015 台北国際芸術博覧会
 http://art-taipei.com/

 2015年10月30日(金) – 11月2日(月)
 11:00-19:00(最終日は18:00まで) 
 台北世界貿易センター展覽一館
 (台北市 信義区 信義路 五段五号)

AROMA -Makoto Fujimura また、同時期に台北の画廊では、日系アメリカ人アーティストのマコト・フジムラ展「香氣-AROMA」も開催!

 マコト・フジムラは、東京藝術大学大学院の修士課程で学び、現在はニューヨーク在住。 一時はホワイトハウスの文化担当顧問も担当。 日本画法を用いた現代抽象画の先駆け的存在で、いまや世界で注目されているトップアーティスト。今、台湾でも人気のようです。

 以前は日本にも度々来日、個展を開催していましたが、高まる人気で、最近は中々日本にこれらなくなっているようです。 予約が必要ですが、台湾で観れます!芸術ファンの方は、ぜひ。

 AROMA 2015 Solo Exhibition of Makoto Fujimura
 マコト・フジムラ個展「香氣」
 http://www.artrue.asia/show.php?lang=en(英語)

 会期 2015.10.20~2015.11.28 火曜から土曜 14:00-18:00 (予約制)

 正藝美學空間 Artrue Gallery(台北市大安区新生南路二段82-3号)

 筆者の独断と偏見と好みで恐縮ですが、合わせてご紹介させていただきました(^_^;)

 台北でぜひ、芸術の秋もご堪能ください(^^)

2015年10月15日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru