[話題]台湾の駅弁「台鉄弁当」が新メニューに挑戦! 1月25日からは韓国風ビビンバ弁当を

日本以外で唯一「駅弁」文化がある台湾。
台湾鉄路が運営する台鉄弁当(臺鐵便當)では、排骨(パイコー)弁当に代表される伝統的な中華弁当以外にも、新たな駅弁メニューに挑戦しています。

今回、1月25日から2月5日には期間限定で、韓国風の味付けをしたフライドチキンやキムチを載せた「ビビンバ弁当」に、高麗人参にナツメやクコの実も入った「排骨スープ」を付けて発売。価格は NT$250。台北駅構内の「台鐵便當本舖」2、3、4号店で販売しています。

ちょうど今、台湾にも寒波が訪れており、「寒い季節でも元気いっぱいのエネルギーを…」と韓国式駅弁を売り出しました。

台湾には、日本統治時代の名残で「駅弁」があり、中華圏の文化と合わさり、温かい状態で販売されるのが特長です。
台鉄に乗る時には、ぜひ台湾式駅弁もご賞味ください(^O^)/

台鉄弁当のビビンバ駅弁

(写真:國營臺灣鐵路股份有限公司)

2024年1月26日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[話題]1931年甲子園準優勝、台湾・嘉義農林野球部監督の近藤兵太郎氏が、台湾の野球殿堂入り

「日本人、台湾人、先住民族が混ざりあっている学校、そしてチーム、これこそが最も良い台湾の姿だ。それが負けるとしたら努力が足りないからだ」(近藤兵太郎)

 2024年1月12日、台湾の野球殿堂「台灣棒球名人堂協會」は、1931(昭和6)年、嘉義農林(当時)野球部を率いて甲子園準優勝を果たした監督の故・近藤兵太郎氏の野球殿堂入りを決定しました。

近藤兵太郎

近藤兵太郎氏

 近藤兵太郎氏は愛媛・松山商業出身、同校の野球部コーチも勤めていましたが、台湾へ赴任。嘉義にある嘉義商工学校で教鞭をとる傍ら、1928年(昭和3年)頃から嘉義農林学校野球部の指導をし始め、1931年(昭和6年)に監督に就任。
 野球部員には、日本人、台湾人、先住民族といましたが、まだまだ差別的な民族意識も強い当時にありながら、近藤は分け隔てなく指導。その年の夏に、甲子園初出場ながら準優勝を果たしました。
 2014年には、この嘉農野球部を題材とし映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」(原題:「KANO」・近藤兵太郎役:永瀬正敏)にもなり、甲子園歴史館には嘉農野球部に関する展示コーナーも設けられました。
 
 台灣棒球名人堂には、準優勝当時のエース呉明捷(2020年選出)他、日本でも活躍したプロ野球選手の郭源治(元中日・2019年選出)、荘勝雄(元ロッテ・2020年選出)、郭泰源(元西武・2020年選出)等も殿堂入りしています。

 
1931年甲子園準優勝した嘉義農林

1931年甲子園準優勝した嘉義農林

2024年1月16日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[話題]台北101名物、2024カウントダウン花火のテーマは「彩色世界」。現代芸術家による展覧会も。

 台北101名物、年越えのカウントダウン花火。2023年末から2024年に向けての今年は、300秒で1万6千発を用意。初めて日本の花火メーカーも協力するそうです。
 テーマは「彩色世界 COLORFUL WORLD」。台湾文明が色とりどりの希望に満ちたカラフルな世界、明るい未来であることを表現していくそうです。

台北101花火

Photo:台湾観光局(趙以祥/101焰火之美)

 また台北101では、6名の台湾現代アーティストによる、6つの色を組み合わせた展覧会「光彩絮語 Luminous Whispers」も開催中(2024年2月27日まで)。
 この年末年始は、パワフルな「色」で飾られた台北101も、ぜひお楽しみください

台北101

「光彩絮語 Luminous Whispers」台北101オフィスビル1階ホール、ギャラリー101

台北101
台北市信義路五段7号89F(MRT「台北101/世貿駅」下車)
https://www.taipei-101.com.tw/ja/

2023年12月22日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[話題]オンラインツアー第1回目、成功の裡に!

10月7日、記念すべき第1回目となるオンラインツアー
台湾「カバラン蒸留所見学ツアー」が開催されました!(^^)/

  オンラインツアー カバラン蒸留所見学 テイスティングセミナー

 まだ10/24, 11/3(募集中!)とあるので、ネタバレできませんが(笑)、カバランのブランドアンバサダーの櫻井さんによるセミナーもよかったです(^^)
 まだまだ改良の余地もあるかと思いますので、これを糧に、2回目、3回目につなげていきたいと思います!

◎お客様の感想から(抜粋)
「今回は台湾の有名なウイスキーの蒸留所(温かい地域でのウイスキー造りはとても難しいそう)の見学とテイスティングセミナーが中心でしたが、色々とよく工夫されていました!
 まだまだ観光で海外へ行くことは難しいですが、こうやって少しでもその雰囲気を味わえて、なかなか楽しかったです✨
 台湾ではもう、市民がマスクをしなくても大丈夫になってる(市中感染が起きていない)というのもなんだか希望に感じました」

「前日にテイスティング用ウィスキーも届きました。こういう企画はコロナ終息後も有って欲しい。わざわざ現地行かなくても、サワリが理解できてよい。また見学後の試飲会まで我慢できなくても、カメラOFFなのでバリバリ飲めてしまうのもよい…w」

>>>オンライン台湾・宜蘭「カバラン蒸留所見学ツアー」

2020年10月9日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[話題] 今年も開催「Art Taipei 2017/台北国際芸術博覧会」

 2017年10月20日から23日まで、アジア最大級のアートイベント「Art Taipei 2017/台北国際芸術博覧会」が、台北の世界貿易センターで開催されました。

 15カ国・地域から123のギャラリーが集まり、世界で活躍する作家の作品が集結するこのイベント。元々は台湾の画廊が始めたこのイベントですが、今では台湾内にとどまらず、中国、香港、日本などアジアの画廊が中心に、これぞ!という画家たちの作品を持ち寄り、世界のコレクターが注目する国際的な芸術博覧会となっています。

 今年は終わってしまいましたが、Art Taipei は毎年この時期開催されます。日本からも行きやすいので、芸術・美術ファンの方は、ぜひ、のぞいてみてください(^^)

 にこまるツアーの(勝手な!?)注目は、台北の正藝美學空間(Artrue Gallery)が一押ししている、Makoto Fujimura(藤村真)。ニューヨーク在住のアーティストで、東京藝術大学大学院で学び、日本画法を用いた現代抽象画家の先駆け的存在。
 同時期、同ギャラリ―でも、Makoto Fujimuraの個展を開催しています(10月31日まで)。

正藝美學空間 Makoto Fujimura展

台北・正藝美學空間 Makoto Fujimura展 2017.9.19~10.31

 

 

2017年10月24日 | カテゴリー : 話題 | タグ : | 投稿者 : nikomaru

[話題] 横浜八景島が高鐵桃園駅前に水族館建設へ。2020年開業目指す。

「横浜・八景島シーパラダイス」を筆頭に、「仙台うみの杜水族館」、「アクアパーク品川」などを運営する株式会社横浜八景島が、台湾にも進出。台北・桃園国際空港もある桃園市の高鐵(台湾新幹線)桃園駅前に水族館を建設することになり、2017年8月9日、その起工式が行われました。

  この水族館は、地上3階、地下2階、延べ床面積は約1万5000平方メートルとのことで、2020年の完成予定とのこと。
 日本でのノウハウを元に、きっと台湾らしい何かも演出してくるかと思いますので、期待したいところですね(^^)

 

 

2017年8月15日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[話題] 宝塚歌劇団、2018年秋に台湾公演を。台北に加え、高雄でも。

 宝塚歌劇団では、2018年秋に3回目となる台湾公演を実施すると発表しました。今回は台北のみならず、台湾南部のファンからの声にも応え、高雄でも公演が行なわれることになっています。

 宝塚歌劇団の台湾公演は、台湾からの東日本大震災義援金に対する感謝と日本・台湾相互交流を目的として、2013年、2015年に、台北市で行なわれ、好評を得ました。その後も、日本国内で行われる宝塚歌劇公演のライブビューイングが上映され、台湾のファンたちに喜ばれてきましたが、やはり台湾現地でのライブステージを望む声が高まり、第3回目の台湾公演が実施される運びとなったそうです。

  台湾公演に出演するのは星組トップスター・紅ゆずるほか、星組メンバー40人。
 台北公演は、2018年10月20~28日に「國家兩廳院 國家戯劇院」にて開催予定。高雄では、11月3~6日に「高雄市文化中心 至徳堂」にて行われることになっています。
 演目やチケット販売方法などはまだ未定で、決まり次第、宝塚歌劇ホームページ等で発表されるそうです。

2018年秋「第三回 宝塚歌劇台湾公演」

・台北公演
 期間: 2018年10月20日(土)~10月28日(日)(予定)
 会場:「國家兩廳院 國家戯劇院」(台北市中山區中山南路21-1)

・高雄公演
 期間: 2018年11月3日(土)~11月6日(火)(予定)
 会場:「高雄市文化中心 至徳堂」(高雄市苓雅區五福一路67)

・出演者  星組トップスター 紅ゆずる 他 星組メンバー 合計40名を予定
 演目は未定。

・宝塚歌劇ホームページ https://kageki.hankyu.co.jp/

   

2017年6月7日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[話題] 「くまもん」など3つの熊キャラを描いた特別機が高雄-熊本線で就航。

 熊本県の「くまもん」、台湾観光局の「オーベア(台湾喔熊)」、高雄の「高雄熊ヒーロー」の3つのマスコットキャラクターが描かれたチャイナエアラインの特別塗装機「三熊友達号」(ボーイング737-800型機)が、2017年5月26日、高雄-熊本線で初フライト。早くも、この「三熊」たちの姿が「かわいい」と評判になっています。

 この「三熊友達号」は、日本と台湾の友好・交流を深めるのが目的で、熊本県、台湾観光局、高雄市政府の提携によって誕生したもの。

 同機による高雄-熊本線は定期便で、週3往復(火・金・日)運航。今後、高雄-成田、関西、那覇線への投入も予定されています。  座席のヘッドレストカバーをはじめ、紙コップ、枕、トランプカード、ウェットティッシュ、子供用のおもちゃなどにも、この三熊がデザインされており、機内食でも、ビジネスクラスでは熊の手型ケーキ、エコノミークラスでは熊の手形どら焼きが用意されています。

三熊友達号

2017年5月29日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[話題] 台湾鉄路とJR西日本、6月台湾でSL姉妹列車協定の締結式。

 JR西日本が所有する蒸気機関車C57-1号機と、台湾鉄路が所有する同型のCT273号機が姉妹列車協定を締結することになり、締結式が2017年6月24日(土)に、CT273の走る台湾東部・花蓮県の玉里駅にて行なわれることになりました。

 JR西日本と台湾鉄路管理局は、2015年12月に台北駅と大阪駅との姉妹駅協定を締結。双方ともに同型のSLを運行しており、友好の象徴として、また交流を深めるために、今回の姉妹列車協定が結ばれることになったようです。

 JR西日本のC57-1号機は、1937年(昭和12年)の川崎車輛製。当時は常磐線で運行。「貴婦人」の愛称で親しまれ、1979年より「SLやまぐち号」をけん引。
 一方、台湾鉄路管理局が所有するCT273は、1943年(昭和18年)に同じく川崎車輛で造られた台湾向けのC57機の1台。戦後は台湾鉄路管理局が引き継ぎ、CT270型と改称され、CT273号機は1984年まで運行されていました。その後、一時、静態保存されていましたが、2014年に復活。6~7月頃に「仲夏宝島号」として、台湾の東海岸沿い、玉里(花蓮)—台東間で運転されています。

■JR西日本C57-1・台湾鉄路CT273「姉妹列車協定締結式」

日時 2017年6月24日(土)10時ごろ

場所 玉里駅(台湾・花蓮県)

※台湾鉄路管理局CT273列車の今年度初列車出発前に実施

 

2017年5月19日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru

[話題] 壊された八田與一像、無事修復。8日には追悼式典も。

 先月、2017年4月16日、台南の烏山頭ダムに設置されていた八田與一の銅像が壊された事件で、台南市は奇美博物館の協力を得て修復を完了し、5月7日に修復した銅像の除幕式、翌8日には、毎年恒例行事となっている追悼式典も無事行なわれました。
 
 銅像は、奇美博物館が所有していたレプリカ銅像を利用し、以前と遜色なく修復できたようです。今年は、八田氏の没後75年にあたり、追悼式典には日台から700名が参加しました。

 

2017年5月9日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru