【話題】嘉農を甲子園に導いた日本人名監督の銅像が建立

 台湾南部の嘉義大学(旧:嘉義農林学校)では、日本統治時代に野球部を甲子園出場に導いた日本人監督、近藤兵太郎氏と中堅手の蘇正生さんの2人を記念した銅像を建立、2014年12月8日、その除幕式が行われた。

 近藤兵太郎氏は、1931年(昭和6年)に嘉義農林学校(通称:嘉農)野球部監督に就任。 1931年(昭和6年)、第17回全国中等学校優勝野球大会(現在の全国高等学校野球選手権大会)において初出場ながら決勝まで進出。決勝では強豪校である中京商に0-4で敗れたが、準優勝を飾る。

 銅像は校内にある「KANO野球記念パーク」に設置。日本から贈呈されたヨウコウザクラ30本の植樹も行われた。

 今年は嘉義農林学校野球部を題材にした台湾映画「KANO」が台湾では大ヒット、2015年1月24日から日本でも公開される。

 

2014年12月9日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru