[話題] 台湾鉄路とJR西日本、6月台湾でSL姉妹列車協定の締結式。

 JR西日本が所有する蒸気機関車C57-1号機と、台湾鉄路が所有する同型のCT273号機が姉妹列車協定を締結することになり、締結式が2017年6月24日(土)に、CT273の走る台湾東部・花蓮県の玉里駅にて行なわれることになりました。

 JR西日本と台湾鉄路管理局は、2015年12月に台北駅と大阪駅との姉妹駅協定を締結。双方ともに同型のSLを運行しており、友好の象徴として、また交流を深めるために、今回の姉妹列車協定が結ばれることになったようです。

 JR西日本のC57-1号機は、1937年(昭和12年)の川崎車輛製。当時は常磐線で運行。「貴婦人」の愛称で親しまれ、1979年より「SLやまぐち号」をけん引。
 一方、台湾鉄路管理局が所有するCT273は、1943年(昭和18年)に同じく川崎車輛で造られた台湾向けのC57機の1台。戦後は台湾鉄路管理局が引き継ぎ、CT270型と改称され、CT273号機は1984年まで運行されていました。その後、一時、静態保存されていましたが、2014年に復活。6~7月頃に「仲夏宝島号」として、台湾の東海岸沿い、玉里(花蓮)—台東間で運転されています。

■JR西日本C57-1・台湾鉄路CT273「姉妹列車協定締結式」

日時 2017年6月24日(土)10時ごろ

場所 玉里駅(台湾・花蓮県)

※台湾鉄路管理局CT273列車の今年度初列車出発前に実施

 

2017年5月19日 | カテゴリー : 話題 | 投稿者 : nikomaru