韓国の代表的な伝統寺院7ヶ所が「山寺、韓国の山地僧院」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
登録された7寺院は、通度寺(慶尚南道・梁山)、浮石寺(慶尚北道・栄州)、法住寺(忠清北道・報恩)、大興寺(全羅南道・海南)、鳳停寺(慶尚北道・安東)、麻谷寺(忠清南道・公州)、先厳寺(全羅南道・ 順天)。
世界遺産委員会では、これら7寺院は、7~9世紀以来、現在に至るまで、韓国仏教の伝統を受け継いでいる総合僧院で、世界遺産の必須条件である「優れた普遍価値」に該当するとして評価したようです。
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2017年10月30日(日本時間10月31日)、国内12都府県と韓国にある江戸時代の外交資料「朝鮮通信使に関する記録」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録されました。
「世界の記憶 (Memory of the World)」とは、いわゆる世界遺産とは異なり、文献、図表、写真等、記録物が対象で、デジタル化して記録の保存とともに保護を促すもの。
「朝鮮通信使に関する記録」については、韓国の釜山文化財団と、朝鮮通信使とゆかりがある日本各地の地方自治体も参加したNPO法人・朝鮮通信使縁地連絡協議会(長崎県対馬市)が共同で申請していました。
朝鮮通信使は、朝鮮王朝から日本に派遣された外交使節団で、古くは室町時代から訪れていましたが、豊臣秀吉の朝鮮出兵により中断。しばらく途絶えたままになっていましたが、徳川の江戸幕府では対馬藩を通じて交渉を開始。
1607年に朝鮮国王が使節団を再派遣し、以後、約200年にわたる交流が続きました。日韓による外交と文化交流の歴史として、貴重な記録が残っています。
ソウルの国立中央博物館が所有する韓国国宝78号の金銅半跏思惟像が、修復、保存処理作業を終え、2017年6月14日より常設展示が再開されることになりました。
金剛半跏思惟像(韓国国立中央博物館蔵)
左足を台座からおろし、右足を左ひざの上に乗せ、右手の指を頬にあてながら、思いにふける半跏思惟像。
韓国国宝78号の半跏思惟像(6世紀)と、奈良・中宮寺所蔵の木造半跏思惟像(飛鳥時代・7世紀)は、姿の類似性から日韓の文化的繋がりを示す1つとして、かねてから注目を浴びていました。
2016年には、日韓国交正常化50周年記念として、韓国・ソウル中央博物館と東京国立博物館において特別展が開かれ、初めて両像を並べた形で展示され、話題になりました。
ところが2017年3月頃に韓国国宝78号の半跏思惟像の宝冠や右肩などに亀裂が見つかり、修復が行われていたようです。
ソウルと、マツタケの特産地としても知られる東海岸の襄陽(ヤンヤン)を結ぶ「ソウル-襄陽高速道路」が、2017年6月30日に全線開通。これにより、ソウル市東部の江一(カンイル)インターチェンジから襄陽まで、渋滞がなければ約1時間30分で行けるようになります。
ソウル-襄陽高速道路は、2009年にソウル~春川の東、東洪川を結ぶ第1区間が完成、開通していますが、今回はその先、東洪川と襄陽を結ぶ第2区間が開通することになります。
これまでソウルと東海岸を結ぶ高速道路は、平昌オリンピックの会場となる平昌郡(大関嶺)や江陵を結ぶ「嶺東高速道路」がありましたが、ソウル-襄陽高速道路が開通することによって、東海岸に向かう交通量を分散し、オリンピックの開催時にも平昌郡や江陵市へのアクセスが向上することも期待されています。
2007年から隔年で行われている日韓交流イベント「21世紀の朝鮮通信使 日韓友情ウオーク」(主管: 21世紀の朝鮮通信使 友情ウオークの会)が、2017年も開催。4月1日、ソウルから東京に向けて出発しました。今年で6回目。
そもそもの「朝鮮通信使」とは、主に江戸時代、朝鮮王朝が日本に派遣していた外交使節のこと。その朝鮮通信使の足跡をたどりながら、日韓の市民が共に歩く交流イベントです。
ソウル出発からの参加者は30名ほどのようですが、途中の道中では一部区間のみの参加者も加わるそうです。
昨日、4月2日にはソウルの南、龍仁市まで到着。今後の予定では、4月11日には安東、4月11日に慶州と、間、休養も兼ねた観光もしながら、4月21日に釜山へ。1日休養したあと、4月23日に船で対馬へと渡ります。
昨日、4月2日にはソウルの南、龍仁市まで到着。予定では、4月11日には安東、4月11日に慶州と、間、休養も兼ねた観光もしながら、4月21日に釜山へ。4月23日には船で対馬へと渡ります。
その後、隠岐、博多、広島の呉、大阪までは船とバスで移動。4月29日大阪から再び歩き始め、途中、京都、名古屋、静岡で交流会を持ちながら、5月22日に東京・日比谷公園に到着する予定。歩行での移動距離は、約1,160kmとなります。
街中ではクリスマス一色に彩られていますが、クリスマス直前に訪れるのが冬至。
2016年の冬至は、12月21日です。
年間で一番昼が短く、夜が長くなる冬至。この日から昼が長くなっていくことから、昔の中国では冬至が一年の始まりともされていたようです。
韓国では冬至の日に、あずき粥(パッチュッ)を食べる風習があります。あずきの赤色が邪気を払ってくれるのだとか。
元は、中国から伝わった風習のようで、日本では小正月に食べられていますが、ルーツや意味は同じのようです。
韓国のお粥屋さん等で出される通常の「パッチュ」は、甘くはなく、食べる時、自分で砂糖と塩で味を付けて食べます。
一方、カフェやパッピンス屋さん等の冬季限定メニューで出される甘い「タンパッチュッ」もあって、日本のお汁粉に近い感じ。
この時期、旬な「あずき粥」を楽しんでみるのも、おもしろいかもしれないですね!
ソウルの南山韓屋村では、冬至当日の12月21日、風物公演、あずき粥の試食、願い事短冊書きといったプログラムが予定されています。
■南山韓屋村「2016暖かい冬愛冬至」
日時:2016年12月21日(水)12:00~15:00
あずき粥無料試食:1回目12:00~12:30、2回目14:00~14:30
※あずき粥無料試食券は11:00と13:00にチケット売り場にて先着順に配布
ソウル江南区の水西駅(地下鉄3号線)と釜山駅・木浦駅を結ぶ「水西(スソ)高速鉄道(SRT)」が、2016年12月9日から運行開始します。
SRTは、韓国鉄道公社(KORAIL)の子会社であるSRが運行する高速鉄道。
元々は水原市、華城市、平沢市とソウルとのアクセス向上ために新設された新線(首都圏高速線)。
水西駅を出た後、東灘駅(華城市)、芝制駅(平沢市)手前までは地下を走行、その先の平沢分岐点にて従来のKTXが運行されている京釜高速線(釜山方面)・湖南高速線(木浦方面)に合流します。
車両はKTX山川と同等。KTXに比べて10%ほど料金が安く、所要時間も短縮され、水西駅~木浦駅は最短2時間6分、水西駅~釜山駅は最短2時間9分で運行します。
座席間隔もゆったりめで、全席コンセント設置、無料Wi-Fiも提供されています。
レストランを星の数で評価することで有名な「ミシュランガイド」ですが、2016年11月7日、韓国初となるソウル版「ミシュランガイド・ソウル2017」を発表しました。
初となる今回、三つ星を獲得したのは、韓定食を提供している「GAON(ガオン)」と「羅宴(ラヨン)」です。
ミシュランが選んだ1~3つ星まで星付けしたレストランは24点、韓定食他、イタリアン、フレンチなどが多くしめますが、それ以外に、餃子、カルグクス、冷麺など、低価格ながら美味しい料理を提供するコストパフォーマンス性を評価する「Bib Gourmand(ビブグルマン)」36店も選ばれています。
選ばれたレストランは、ミシュランガイドのホームページでご覧いただけます。
http://guide.michelin.co.kr/ (韓・英)
ちなみに「ミシュランガイド・ソウル2017」にて星を獲得したお店は以下の通りです。
三つ星
▶GAON(韓食)
▶羅宴(韓食)
二つ星
▶コッカン(韓食)
▶Kwonsooksoo(韓食)
▶ピエール・ガニェール(コンテンポラリーフレンチ)
一つ星
▶Dining In SPACE(コンテンポラリーフレンチ)
▶L’amitie(フランス料理)
▶Ristorante Eo(コンテンポラリーイタリアン)
▶mingles(コンテンポラリーコリアン)
▶鉢盂供養(Balwoo Gongyang)(精進料理)
▶ポルムセ(BO REUM SAE)(バーベキュー)
▶Votre Masion(コンテンポラリーフレンチ)
▶ビチェナ(BICENA)(韓食)
▶SOIGNÉ(イノベーティブ・フュージョン)
▶alla prima(イノベーティブ)
▶豫園(YU YUAN)(中華料理)
▶二十四節気(コンテンポラリーコリアン)
▶チョン食堂(JUNGSIK)(コンテンポラリーコリアン)
▶ZERO COMPLEX(イノベーティブ)
▶津津(中華料理)
▶KOJIMA(寿司)
▶クンキワチプ(ケジャン)
▶POOM(韓食)
▶ハモ(韓食)
世界遺産の街、慶州で毎年行われている「慶州さくらマラソン&ウォーク」の募集エントリーが始まりました!
2017年は4月1日(土)開催。例年通り、慶州市普門湖一帯のコースとなります。
大会前日には、ゲストランナーの増田明美さんによるマラソン教室開催や前夜祭で韓国伝統国楽公演の披露も予定されています。
【種目】
-マラソンの部:
フル(大会当日満18歳以上)、ハーフ、10㎞、5㎞
-ウォークの部:10㎞、5㎞
【制限時間】
・フルマラソン:5時間30分以内
・ハーフマラソン:2時間30分以内
・10㎞マラソン:2時間以内
・5㎞マラソン:1時間以内
【参加料】
・フルマラソン:5,500円
・ハーフマラソン:5,000円
・10㎞マラソン:4,500円
・5㎞マラソン・ウォークの部:3,000円
申込みは、2016年11月1日(火)から2017年2月27日(月)まで。
詳細は、大会公式サイト(http://www.sakuramarathon.com/)をご確認ください。