ホーチミン市

東洋のパリ!戦いを終え、アジアの活気みなぎる都市に成長

ベトナム旅行ホーチミン市
 フランス統治時代の名残で「東洋のパリ」と呼ばれた、かつての「サイゴン」。ベトナム戦争の最後の舞台ともなりました。

 今では社会主義国とは思えないほど発展する活気のあるベトナム最大の商業都市。観光、ショッピングなどベトナム旅行でも一番人気です。

フランス統治時代の名残 サイゴン大聖堂(聖マリア教会)

 19世紀末の降らす統治時代に建てられた赤レンガ造りの教会。クリスマスの時期になると、この教会をはじめ、ホーチミンの市街地でイルミネーションで飾られることでも有名です。
※2017年7月より補修工事が行なわれており、フェンスが組まれております(2019年末まで予定)

ホーチミン市 サイゴン大聖堂
サイゴン大聖堂ステンドグラスサイゴン大聖堂内部

建物だけではなく、意外と楽しい 中央郵便局

 サイゴン大聖堂の横にあるヨーロッパの駅のような建物が中央郵便局。大聖堂と同じく19世紀末のフランス統治時代に建てられました。「1892年のサイゴン周辺」や、「1936年の南ベトナムとカンボジアの電信網」の地図も展示。1階中央では絵葉書や古い切手やコインから、お土産にも最適な各種小物グッズまで販売されています。もちろん郵便も出せます(^_^;)


ベトナム戦争終結の地 旧大統領官邸(統一会堂)

 南ベトナム時代の旧大統領官邸。1975年4月30日、解放軍の戦車が鉄柵を突破し、無血開城に近い形で、戦いは終結しました。
ホーチミン市統一会堂
統一会堂内部統一会堂の象徴的龍

貴重な記録が集められている 戦争証跡博物館

 ベトナム戦争の歴史を実物の戦車や大砲、また写真を通して物語る博物館。
 ベトナム戦争時、川を渡って逃げる母子の写真「安全への逃避」(Flee to Safety)でピュリッツアー賞を受賞した報道写真家・沢田教一の作品も展示されています。
ホーチミン市 戦争証跡博物館

ベトナムの香り満載! 活気あるベンタイン市場

 生鮮食品を含む食料品や食堂、衣類や日用雑貨まで、何でもそろっている総合市場。お土産探しはもちろん、ベトナム市民の生活文化が垣間見れます。

ベンタイン市場

【郊外】地下に張り巡らされた クチの地下トンネル

 クチはホーチミン市の北部郊外にあり、ベトナム戦争で激戦区となった場所の一つ。全長250kmにわたる地下トンネルを張り巡らせ、最新兵器を携えた米軍相手に、ゲリラ戦で応戦しました。
口トンネルクチトンネル地下クチトンネル戦車

【郊外】ミトーでメコン川クルーズ

 ホーチミン市の南西、車で約1時間半。メコン・デルタ地帯の街、ミトー。メコン川は、中国チベットを源流とし、ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジアを通り、最後ベトナムで海へと流れる全長4000kmの大河です。中洲にある島に渡り、水路を手こぎ船で通るジャングルクルーズが人気を集めています。
ミトーのメコン川クルーズ手漕ぎボート乗り場メコン川を進む

ベトナムならではの乗り物 シクロで観光

 自転車の前に座席がついたベトナムならではのユニークな乗り物「シクロ」。バイクが主流のホーチミンですが、一時代前のベトナム風情を楽しめます。
 ただ、現地で直接依頼した場合には、料金などでトラブルも多いので、ご注意ください。