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[話題] ガンジス川に法的な人格が付与。環境汚染問題で。

 ヨガの聖地「リシュケシュ」があるインド北部・ウッタラカンド州の裁判所は、このほどリシュケシュを流れるガンジス川と、同州内のヤムナ川を「生きている存在」とし、「法的な人格」を付与する決定をしました。

 これは環境汚染から川を保護するのが目的。
 ガンジス川流域では5億人以上が暮らしているとされ、汚染が深刻となっており、また、ヤムナ川はガンジス川の支流で、デリーアグラに向けて流れていますが、インド国内のみならず、世界でも最も汚れている川の一つとされています。

 今回の決定では、当局者3名を川の「法的な後見人」に指名。川自体を原告とし、代理人として同州の裁判所に提訴することが可能になりました。
 一部の間では、仮に裁判所が環境改善命令を出したとしても実効性があるのか疑問の声もありますが、専門家の間では、それでも水質改善に向けた取り組みに期待も寄せられているようです。
 

 

[話題] インド西部のアーメダバードが世界遺産都市に認定

 2017年7月9日、ユネスコ世界遺産員会で、インドのアーメダバード(アフマダーバード)が世界遺産都市に認定されました。数多くあるインドの世界遺産ですが、都市としての世界遺産登録は、インド初となります。

 アーメダバードは、インド西部にあるグジャラート州(首都)に位置し、1411年、グジャラート・スルターン朝のアフマド・シャー1世がこの街を都と定めて依頼も、約600年の歴史ある都市で、現在でもインド8大都市の1つに数えられています。
 アーメダバードからムンバイの約500Kmを結ぶ高速鉄道計画では、日本の新幹線が導入されることになっています(2018年着工、2023年開業予定)。
 
 今回の世界遺産都市認定の要素としては、マハトマ・ガンジーが、インド独立運動を始めた都市であり、平和のために立っていること、インドのイスラム建築や、ヒンドゥー教、ジャイナ教の寺院の彫刻が優れていることなどが挙げられます。

 世界の観光客からも、イスラム様式のダーダー・ハリ階段井戸やモスク、ジャイナ教寺院、マハトマ・ガンジーの独立運動の拠点となったサーバルマティーアシュラムなどや、またこれら歴史的建造物を見て歩くヘリーテージウォークも注目されています。
 また、ル・コルビジェの建物物が4つあり、綿織物も盛んで魅力の1つとなっております。

●ダーダー・ハリ階段井戸
 ダーダー・ハリ階段井戸
By Orissa8 [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

●アーメダバードのジャイナ教寺院
アーメダバードのジャイナ教寺院
By Kalyan Shah [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

[話題] インドで新幹線導入が正式に決定。完成は2023年予定。

2015年12月12日、日本とインドは首脳会談で、インド西部の高速鉄道計画に日本の新幹線技術を導入することが合意され、正式に決定しました。

今回、日本が受注するのは、インド最大の都市ムンバイから、その北方にある工業都市アーメダバードを結ぶ、約500キロメートル。最高速度は時速320キロメートルで、所要時間は現在の約8時間から2時間程度へ大幅に短縮されます。
建設工事は2017年にスタートし、2023年に完成する予定。海外での日本の新幹線導入は、2007年開業の台湾に続く2例目となります。

とにかく広いインド。完成すれば、新幹線に乗ってインドを旅する日も来るかもしれませんね!(^^)

しかしながら、インドでは、今回のムンバイ‐アーメダバード間の他にもデリー‐チェンナイ間(1750キロメートル)や、デリー‐ムンバイ間、ムンバイ‐チェンナイ間などの高速鉄道計画がありますが、中国やフランスなどの各国もまだまだあきらめてはおらず、今後も高速鉄道競争は続きそうです。

[観光]10/12~23はアンべール城の象タクシーが休業

2015年10月12日~23日までの12日間は、アンベール城での象タクシーが休業となります。

ジャイプールにてNAVRATRA FESTIVAL(フドゥルガー神のお祭り)開催に伴い、象たちがこのお祭りに借り出されることになったためです。

アンベール城への入城は、専用車またはジープでのご案内になりますので、ご了承ください。
 
※アンベール城は営業しております。

アンベール城の象タクシー

アンベール城の象タクシー

 

 

[観光] 世界遺産タージマハルの修復工事の進捗状況について

>>>タージマハルの修復工事について、2017年5月時点の続報が出ています

以下は、2016年11月30日掲載の記事となっております。

 修復工事が進められているアグラの世界遺産のタージマハルの状況についての情報です。

 これまで進められてきたミナレットの修理は、現在、最後となる4本目の作業が行われております。また、タージマハルの背面、後ろの壁の修理準備も始まっております。

タージマハル修復工事 タージマハル背面工事

 今後、中心部分への修復準備(カバー・足場がかかります)も開始される予定ですが、現時点で中心ドームの前面の修理がいつ開始されるかはまだ決定しておりませんが、来年2017年中の見込みです。
 ドーム部分修復作業は約1年かかる予定で、その間は中心部分はカバーで覆われることになります。

  

[観光] ホーリー祭と観光への影響について

 誰彼かまわず、色水や色粉を掛け合う毎年恒例の「ホーリー祭」。2016年は3月23日(水)に行われます。

 デリー、アグラ、ジャイプール、ベレナスなど北インド各地で行われ、観光地はほぼ全て閉館となり、通常の観光はできないばかりではなく、非常に賑わい、人々も興奮状態となっていますので、外国人旅行客にとっては危険が伴います。

 弊社手配のご旅行では、3月23日当日午前中の観光や移動は避け、ホテル待機とさせていただくこともありますので、何卒、ご了承ください。
 ジャイプールでは、前日22日午後よりシティーパレス、アンベール城、ジャンタル・マンタル(天文台)等の主要観光地は閉館となり、観光できませんので、ご旅行の計画の上でも注意が必要です。

 ホーリー祭(Holi)は、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭りで、もともと豊作祈願の祭りだったようです。その後、クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、悪鬼を追い払うため泥や汚物を投げつけるようになったと言われています。
 現在では、色粉や色水を使い、春の訪れを祝う傍ら、日ごろの鬱憤を晴らしや、交流を深める意味合いが強いようです。

 

Barsana_Holi_Festival

By Narender9 [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

 

By http://www.flickr.com/photos/judepics/ [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

By http://www.flickr.com/photos/judepics/ [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

 

ホーリー祭

By FaceMePLS (originally posted to Flickr as Holi Feest 2008) [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons

 

[観光] デリー~アグラ間を100分で結ぶ準高速列車が運行開始

 2016年4月5日より、国際空港のある首都デリーと、世界遺産タージマハルで人気のアグラを結ぶ、在来線利用の準高速列車(特急)「GATIMAN EXPRESS (ガティマン・エクスプレス)」の運行がはじまりました。

 既存のシャタブディ・エクスプレスより速度の速い列車になり、最高時速は160km/h。デリー~アグラ間(約188km)を1時間40分で結びます。
 金曜日を除く週6日の1日1往復の運行で、途中駅には停車致しません。
 
【列車番号:12050】
 デリー(Hazrat Nizammuddin駅)08:10発
 アグラ(Agra Cantt駅)    09:50着

【列車番号:12049】
 アグラ(Agra Cantt駅)    17:50発
 デリー(Hazrat Nizammuddin駅)19:30着

 インドでは、西部で初の新幹線の導入も進められていますが、国内からは在来線の整備強化を求める声も多く、こうした在来線利用の準高速列車の整備も進められていく予定です。

[観光] タージマハル修復工事状況~工事再開(2019年7月時点)

工事拡大2019年7月

アグラ・タージマハルの修復工事、2019年7月24日時点の情報です。
 
昨年より一時修復作業が中断されていましたが、2019年7月16日夕方頃から、タージマハル・ミナレット部分の修復作業が再開されたとのことです。
 
9月15日頃、終了予定とはなっておりますが、終了時期が延長になる可能性はあります。
修復作業中はミナレット部分に足場・カバーがかけられます。
 
なお、昨年より予定されているタージマハル中央廟部分の修復作業については、まだ未定とのことです。
また情報が入りましたら、お知らせいたします。
 
タ-ジマハル工事2019年7月工事拡大2019年7月
 
(現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

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アグラ・タージマハルの修復工事、2019年5月22日時点の情報です。

 既報のとおり、昨年末から工事は中断していますが、現地に確認したところ、5/22時点も足場等はないとのこと。

ただし、中央ドーム部分の修復は未着手で残っており、いつ再開されるかは不明(未定)とのことです。

 また情報が入り次第、お知らせいたします。

アグラ・タージマハルの修復工事、2019年1月7日時点の情報です。

2018年12月31日に訪問したところ、足場等は一切がなくなっていました。工事は中断している模様です。

タージマハル2019年1月 (C) NIKOMARU TOUR(2018.12.31撮影)

ただ、一番メインの中央ドームの工事は、まだですので、いつか行われるのではないのか…と。
いつ行われるのかは、インド時間で「未定」です(^^;

また情報が入りましたら、お知らせいたします。

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アグラ・タージマハルの修復工事、2018年6月27日時点の情報です。

 現在タージマハルの正面からみて、右下の小さなドーム部分を修復中とのことです。

 また、4月に起こった暴風により損壊したロイヤルゲートも修復作業をしています。

 小さなドーム部分の修復が終われば正面ドームへと作業が移る予定ですが、現在のところ作業終了時期は未定となっております。

 タージマハル修復180627 ロイヤルゲートも修復中

(現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

アグラ・タージマハルの修復工事、2018年4月19日時点の情報です。

 4月11日午後7時30分頃、アグラで発生しました暴風により、タージマハルのロイヤルゲートが一部破損しました。
タージマハル自体は破損等はなく、観光には問題ないそうです。

 以前よりお伝えしている本来の修復工事ですが、届いた写真を見る限りではドーム部分の修復はまだ始まっていないようにみえます(予定では2018年4月~11月)。続報が入りましたら、お知らせします。

タージマハル暴風被害

アグラ・タージマハルの修復工事、2018年1月30日時点の情報です。

 インド政府観光局によると、4本のミナレットと裏側部分の修復は終了しましたが、2018年2月~4月にかけて廟の外側部分(正面・裏側も含める)、また2018年4月~11月にかけてドーム部分の修復作業が行われる予定とのことです(工事日程の延期、遅延の可能性もあります)。より具体的な開始日や、どの部分から修復作業がスタートするかは、まだ未定とのことです。

 修復作業中は外側にカバーや足場が組まれることになり、正面から見た際に全体像をきれいに見ることが出来なくなります。

 タージマハル廟外壁工事予定

 (現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

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アグラ・タージマハルの修復工事、2017年12月5日時点の状況です。

12月4日からタージマハールの裏側の修復作業が再開いたしました。
掲載の写真は、12月5日時点での正面側からの撮影です。左側後方部に足場が見えます。

今後の予定では、2018年3~4月頃、中央のドーム部分の修復が開始されるとのことです。

タージマハル工事再開

(現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

 アグラ・タージマハルの修復工事、2017年8月5日時点の状況です。

 カバー・足場が外れ、修復作業を一時中断しています。完了したということではないようです。もしかすると8月15日のインド独立記念日を控えてのことかもしません(未確認)。
 
 時期をみて再度修復作業に入る可能性がございますが、現段階でいつ頃再開されるか等詳しい時期は未定となっております。
 
 写真は、8月5日撮影のものです。

タージマハル工事20170805タージマハル工事170805-2

(現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

 アグラ・タージマハルの修復工事、2017年7月18日時点の状況です。

 7月16日頃より、正面中心部分も修復作業が始まったそうです。中心部分修復作業がいつまで続くかは現時点では未定とのこと。
 背面側の修復作業は終了しているとのことです。

 写真は、7月18日時点の正面側を撮影したものです。

タージマハル工事20170718 タージマハル工事20170718

(現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

  アグラ・タージマハルの修復工事、2017年7月3日時点の状況です。

 先月より廟正面の左側部から組まれた足場が、右側にも組まれました。

 時期は未定ですが、こちらの修復作業終了後に、廟中心部分の作業に入るとみられております。

 タージマハル修復20170703(現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

 アグラ・タージマハルの修復工事ですが、現地より2017年6月12日現在の情報が入りました。

 以前より、正面から見て右側前方のミナレット1本、及び左側後部分の作業を行われていましたが、先週より左側正面部分、および正面右側下部でも修復作業が開始されました。

12JUN2017-3b タージマハル工事170612

 インド的な作業のため、時期は未定ですが、こちらの修復作業終了後、廟中心部分の作業が始まるとみられております。ドーム部分修復作業が始まると、約1年はかかる予定で、その間、中心部分がカバーで覆われることになる模様です。

(現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

 

[観光] タージマハルの修復工事状況(2017.5.21時点)

今後、最新情報が入り次第、下記リンク先の記事を更新して参ります。

>>>「タージマハル修復工事状況(続報)」

 

以下は、2017年5月21日掲載時の記事です。
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  修復工事が進められているアグラの世界遺産のタージマハルの状況について、現地から2017年5月21日時点での続報が入りました。

タージマハル正面 2017年5月

タージマハル正面 2017年5月21日

 正面から見て向かって右側前方のミナレット1本の工事は、前回お伝えした時(2016.11.30)から、外見上は同じ状態が続いており、足場が組まれ作業継続中です。

タージマハル左背面

タージマハル左背面 2017年5月21日

 また廟の後ろ側は、正面から見て左側後面(背後から見て右側)を修復作業中のようです。

 今月には中心廟の正面側の修復作業に移るという話もありましたが、作業が遅れている模様で、現時点では、まだ中心部分の作業ははじまっておりません。
 現在の作業終了後、中心部分へ移ると思われますが、いつ頃始まるか現時点はまだ未定とのことです。

 インド的な作業のため、予定は未定、今の作業が終わったら、次…ということになります…(^_^;)
 ドーム部分修復作業が始まると、約1年はかかる予定で、その間、中心部分がカバーで覆われることになるそうです。

(現地情報・写真提供: VAISHALI TRAVELS )

 

[観光] インドに新世界遺産。チャンディーガル(ル・コルビュジエ建築作品)とナーランダ大学

 2016年7月10日より、トルコ・イスタンブールにおいて開催されていた第40回世界遺産委員会において、インド内では、計画都市「チャンディーガル」が「ル・コルビュジエの建築作品」の1つとして、および「ナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の出土した遺構群」の2箇所が、新たに世界文化遺産として追加されました。

・「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」
    インド・チャンディガール キャンピトル・コンプレックス

 ル・コルビジェ(1987-1965)は、スイスに生まれ、主にフランスで活躍した建築家で、「近代建築の三大巨匠」の一人に数えられています。
 今回の世界遺産登録には、日本でも国立西洋美術館(東京都台東区)がその一つに含まれており話題となりましたが、インドのチャンディーガル他、フランス、ドイツ、アルゼンチン、ベルギー、スイスの7か国に渡る建築物が対象になっています。
 >>(参考)おすすめプラン「北部インド周遊・避暑地の旅 」

 インドのチャンディーガルは、インド北部のパンジャーブ州とハリヤーナー州両州の州都になっていながら、どちらの州にも属さない直轄都市ですが、ル・コルビュジエが都市計画をしました。キャピトル・コンプレックスの敷地内には、コルビジェが設計した「高等裁判所」「議事堂」「行政庁舎」の他、チャンディガールのシンボル的な「オープン・ハンド・モニュメント」があります。

・「ナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の出土した遺構群」

 ナーランダ大学は、インド東部のビハール州、ブッダガヤの北東にあり、427年に建てられた世界最古の大学の1つと言われ、広大な敷地に、僧院や寺院跡が並んでいます。
 そもそもの始まりは、ブッダがこの地をおとずれ、教えていたことに由来しているようですが、仏教を学ぶ重要な場所となり、当時は、10,000人が学んでいたと言われています。
 三蔵法師こと玄奘も、唐からここにやって来て、5年間学び、最終的には副学長を務めていたそうです。
 その後、インドにおいては仏教が衰退し始め、1193年にイスラム勢力によって、ナーランダ大学は崩壊してしまいました。

 しかし、余談ながら、800年の時を超えて、インド政府の「ナーランダ大学復興構想」という国家プロジェクトにより、遺跡の近くに新たなナーランダ大学が建てられ、2014年9月から授業も再開(?)されています。なんとも、すごい話ですね…(^_^;)
 >>(参考)おすすめプラン「仏陀の足跡をたどり大聖地を訪れる旅 」