2015年7月4日、ユネスコの世界遺産委員会は、韓国の「百済歴史遺跡地区」を世界文化遺産に登録することを決定いたしました。
百済歴史遺跡地区は百済の古都のうち、百済後期にあたる忠清南道の公州・扶余、および全羅北道・益山にある8遺跡で、百済前期の漢城(現ソウル)時代の文化遺産は除かれました。
今回の登録にあたって世界遺産委員会では、「百済歴史遺跡地区は、韓国や中国、日本など東アジア古代王国の相互交流史をよく表している」とし、「文化交流にともなう建築技術の発展と仏教拡散が如実に表われている」と評価しています
■百済歴史遺跡地区(計8か所)
公州 公山城、宋山里古墳群(武寧王稜を含む)
扶余 扶蘇山城と官北里遺跡、定林寺跡、陵山里古墳群、羅城
益山 王宮里遺跡、弥勒寺跡
なお百済(公州、扶余)の観光地詳細については、以下でご紹介しております。
>>>おすすめ韓国「百済歴史の旅|公州・扶余」