2016年5月、韓国ソウルへ初上陸した奈良・中宮寺の半跏思惟像(木造菩薩半跏像)。
5月24日から6月12日まで、ソウルの中央博物館にて、韓国国宝の金銅半跏思惟像と対面展示されていましたが、今度は韓国・金銅半跏思惟像を引き連れ、東京へ。
6月21日から7月10日まで、東京国立博物館で「ほほえみの御仏-二つの半跏思惟像-」として、二体の半跏思惟像が同時展示されています。
韓国の金銅半跏思惟像が日本に訪れるのも、今回が初めてとなります。
古くから仏教のみならず、繋がりが多かった日本と朝鮮半島。その繋がりを示す酷似する二体の仏像の「ほほえみ」は、現代の私たちに何かを語りかけているようです。
■参考記事 >[話題] 日韓国宝の半跏思惟像が初対面!? ソウルと東京で共同特別展。