[イベント] 元ちとせが「島唄」も解禁。11/21横浜で「日韓伝統音楽祭50」の公演。

 今年2015年は、日韓国交正常化50周年。国と国、政治の間ではギクシャクした関係が続いていますが、芸術、民間の間では、関係改善、友好を深めようという動きも活発に行なわれています。

 来たる11月21日には、横浜みなとらいホール 大ホールにて、日韓の伝統音楽を競演する「日韓伝統音楽祭50-50年目・50歳未満の50人」が行なわれます。
 「50」をキーワードに、正常化以降に生まれた50歳未満のアーティストが、日本と韓国から25人ずつ50名出演。「伝統音楽」を原点として、お互いを知り、両国の友好を築いていこうというもの。

 日本からは、古典から洋楽とのコラボレーションまで幅広い活動を続ける尺八の藤原道山、古典に止まらずジャズ・ロックなどジャンルを超えたセッションでも定評のある津軽三味線の上妻宏光や、国内外で幅広い演奏活動を行なう高橋竹童、長唄では40代で文化庁芸術祭賞大賞を受賞した杵屋利光など。
 また、J-POP界からも元ちとせが、メジャーデビュー以来、コンサートでは封印していた「島唄」を、同郷の中孝介と共に共演予定。

 韓国からは伽耶琴(カヤグム)奏者の金保京(キムボギョン)、韓国民謡を現代風アレンジで歌う金龍雨(キムヨンウ)、伝統歌曲の現代化を図る女性トリオのSOULJIGI(ソウルジギ)、伽倻琴の若手女性4人組の四界(サギェ)らが出演します。

 それぞれのは約15分程度。日韓の音楽家が、交互に登場する「紅白歌合戦方式」で行われます。

 お互いの理解を深めつつ、過去の伝統ばかりではなく、若手アーティストらによる未来に築かれる「伝統音楽」が楽しめそうですね(^^)。

日韓国交正常化50周年記念 横浜能楽堂・みなとらいホール提携公演
「日韓伝統音楽祭50-50年目・50歳未満の50人」

日時 2015年11月21日(土)午後4時開演(午後3時半開場)
会場 横浜みなとらいホール 大ホール
入場料 5000円(全席指定)

チケット販売 横浜みなとらいホールチケットセンター
TEL:045-682-2000 http://www.yaf.or.jp/mmh/index.php
横浜能楽堂 TEL:045-263-3055   http://ynt.yafjp.org/

 

2015年11月9日 | カテゴリー : イベント | 投稿者 : nikomaru